コラムcolumn

品質管理

海からの贈り物、カラダにやさしい、海藻類のネバネバ・プルプルで腸リセット!

低カロリーな食材と言えば?まず「海藻」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。海藻類には、低カロリーという点の他にも、私たちの健康に役立つさまざま働きが備わっています。便秘の解消や美肌効果など、特に女性には嬉しい海からの贈り物「海藻」の魅力をご紹介します!

便秘解消、美容効果、女性に嬉しい海藻の食物繊維の働き!

海に囲まれた環境の日本では、昔から「海の幸」を食事に取り入れてきました。そのひとつがお味噌汁や煮物といった副菜の定番である海藻。ワカメやヒジキ、コンブ、ノリなど、私たちは日々多くの種類の海藻を口にしています。

海の中という厳しい環境で育つ海藻類は、波に負けない、しなやかで弾力がある体を持っています。このしなやかさのもとになっているのが海藻類に豊富に含まれる「水溶性食物繊維」です。

その名の通り水に溶けやすい性質をもつ水溶性食物繊維の最も大切な働きと言えば、腸内で水を含んで粘りのある状態になり、便に適度な水分を与えスムーズなお通じを促すこと。

その際に、過剰なコレステロールや腸内の不要物質をからめとって、便ともに体の外に排出します。
老廃物をきちんと外に出す事は、むくみや肌荒れの予防にもつながる腸の重要な働き。

腸内環境を整え、健康の維持や美容のためにも、水溶性食物繊維の存在は欠かせないものなのです。

さて、ここで皆さんに質問です。

皆さんは「ベジファースト」という言葉を聞いたことはありませんか?

食事の際、最初に食物繊維が多い食べものをゆっくり食べる事で、消化されるスピードが緩やかになり、血糖値の急激な上昇を防ぐ働きが期待できるのです。血糖値が一気に上がると、体に負担がかかるほか体脂肪も増えてしまいます。

このベジファースト、「ベジタブル」つまり野菜から先に食べるという印象が強いですが、同じく食物繊維が豊富な海藻やきのこから食べるのもオススメ!海藻は噛み応えもありますので、ダイエット効果が期待できます。

コレステロールや脂肪の蓄積を抑えてくれる海藻の食物繊維は、肥満やいわゆる生活習慣病を予防する強い味方!お味噌汁やサラダに、準備の手間もかからず手軽に加えられる点も助かりますね。

海藻自体のカロリーは極めて低いので、日々の食事に上手に取り入れて、病気や肥満につながる物質を「ためない」体を目指しましょう。

画像600×420

ダイエットにも活用したい!海が育む海藻類が体にイイ理由

水溶性食物繊維は、オクラや納豆、山芋、なめこなど(いわゆるネバネバ食品!)にも豊富に含まれる成分ですが、水中で育った海藻類が持つ水溶性食物繊維は、実はそれらとは違ったネバネバ成分でできています。

【代表的な海藻類の水溶性食物繊維とその働き】
・ワカメ(アルギン酸):腸内の不要な物質を外に出す
・コンブ(フコイダン):血液の凝固抑制、免疫力アップ、アレルギーを抑える
・海苔(ポルフィラン):中性脂肪・コレステロールの過剰な蓄積を防止し、肥満を抑える

ワカメやコンブの中では、ゼリー状になった水溶性食物繊維が細胞と細胞の間をヌルヌルの状態で満たしています。多くの海藻はこうしてゼリーの様に弾力を身に着けることで波の衝撃に耐え、折れない柔軟な体を作っている訳です。

海の恵みである海藻類は、食物繊維はもちろんカルシウム、カリウム、ヨウ素をはじめとしたミネラルの重要な補給源として、私たちの食生活を支えてくれています。

さらにご飯のお供として好まれる海苔には、たんぱく質やビタミンなども豊富に含まれています。特に海苔のビタミンCは熱に強く、焼いても壊れにくい特長があります。

この様に海藻類はカロリーも少なめで有益な成分をたくさん含んでいるため、便秘の解消やお肌のためについついたくさん食べてしまいたくなりますが、食べ過ぎには要注意!

ミネラル類は少量でもしっかり働いてくれる栄養素、特に食べ方によっては塩分が多くなってしまわない様に気をつけしましょうね。

画像600×420

腸スッキリのプルプル食材、寒天×青汁がおなかの調子を整える!

海藻類には私たちの健康に働く様々なメリットがありますが、特に優れた腸活食材としてオススメしたいのが、ところてんの材料として知られているプルプル食材「寒天」です!

なんと乾物の寒天は、成分の80%が食物繊維!食品の中でも飛びぬけて高い値で、おなかの調子を整える高い効果が期待できます。

寒天はおよそ90℃以上の熱湯で溶け、40℃以下の常温で徐々に固まります。そして一度固まると、食べた後も人の体温では溶けません。さらに固めたい水分の重量に対して約1~1.5%と、ほんの少しの量でもしっかり水分を固める特長をもっています。

体の中に入った寒天は水に溶けない不溶性の食物繊維として腸に届き、便の材料となり、腸に便を排出するための刺激を与えてお通じの改善を促してくれる、という訳です。

低カロリーでダイエットに向くことはもちろん、口当たりや滑りが滑らかなので、食べ物を飲み込むのが難しい方へのサポート食品としても役立つ寒天。

是非、青汁と組み合わせて腸活やダイエットなどに活用してみましょう!

画像600×420
【アイデア】寒天×青汁
見た目も爽やかな和風おやつ!「青汁寒天~きなこ黒蜜がけ~」
材料の例:寒天、青汁、黒蜜、きなこ、水寒天とあわせたくなる食材といえば、黒みつ!ビタミンやミネラルが豊富で、はちみつではカロリーが気になる…という方にもオススメです。青汁を加えて固めた寒天にきなこと黒蜜をかければ、緑が爽やかな和風のスイーツが完成!きなこ+青汁+寒天で、たっぷりの食物繊維を美味しくいただけます♪

【まとめ】

海藻類は和食の定番の副菜からサラダやデザートまで、実はとても広い守備範囲をもっています。水溶性食物繊維たっぷりの海藻や青汁を上手に食生活に取り入れて、便秘知らずのキレイな腸(おなか)を作っていきましょう!

【参考URL】
海藻類由来多糖体の多彩な生物活性
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/52/4/52_202/_article/-char/ja/

一般健常成入および女子大学生における寒天ゼリー摂取による排便ならびに便性状への影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjdf1997/4/1/4_1_17/_article/-char/ja/