コラムcolumn

品質管理

新型栄養失調!?現代の食事と野菜不足を考えてみましょう。

皆さんは毎日、どれくらい野菜を食べていますか?しっかり食べたいと思っていても、思う様にいかない日も多いかもしれません。それでも、体は日々野菜を必要としています。私たちの健康に欠かせない役割を担っている野菜、一緒に考えてみましょう。

食の変化がもたらした、すぐそこにある野菜不足。

私たちの食生活は、時代や個々人のライフスタイルなど、まわりのさまざまな影響を受け、知らず知らに変化しています。例えば昔からのご飯中心の食事から、たんぱく質や脂質を比較的多く食べがちな「欧米型」に変化しているのもその一つ。

お米を食べる量が昔と比べて減っていることとあわせて、年々、野菜を食べる量が減ってきているという調査結果が出ています。

一般的に、野菜はどのくらいの量を食べるのが良いとされているのでしょうか?

健康な生活を維持するためのひとつの目安として「1日350gの野菜を食べる事」が推奨されています。

350gを目指すためには、両手いっぱいのサラダを毎食食べるくらいの意識が必要。加熱した野菜(温野菜)は「かさ」が減るので食べやすくなりますが、その状態でも片手いっぱいくらいの量は食べたいもの。

これだけの量を毎日食べるには、その食べ方やタイミングにも工夫が必要です。

たんぱく質や脂質をとりがちな現代の私たちの生活スタイルでは、どうしても子供からお年寄りまですべての年代で野菜が不足してしまう傾向にあるのです。

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現代ならではの「新型栄養失調」!?

大人の野菜不足、特に注意が必要なのは、男性、女性ともに20~40代の、まさに働き盛りの世代。中でも20代は他の年代と比べても野菜を食べている量が少なめで、1日の目標とされる350gからは100g以上の開きがあります。

たとえば朝食は食べず、昼食をラーメンやパスタなどの単品で済ませてしまうこと、ありませんか?

さらに夕食には丼もの、というような「単品づくし」の食事が続いてしまうと、1日350gの野菜を食べるどころか、体調にも悪い影響が出てしまいかねません。

丼物や麺類といった単品ものの食事だけでは、カロリーは十分でもビタミンが足りないケースが多く見られます。

風邪をひきやすい方は、体内の免疫力が低下している可能性が。ビタミンや食物繊維は、免疫力アップにつながる働きをしてくれます。

しっかり働く、そのエネルギーを作る時にも、ビタミンが必要です。疲れやすいという方は、ビタミンが不足しているのかも!

大人の野菜不足は、私たち自身の身近に起こっている、現代ならではの「新型栄養失調」と言ってもよいのかもしれません。

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みんなで考える、こどもの野菜不足

加えて注意したいのが、子供たちの野菜不足なのです。

体の活動に必要なエネルギーを作るためには、ビタミンの手助けが必要です。ビタミンが足りないとエネルギーがしっかりとつくれなくなってしまい、特に体がどんどん大きくなる成長期には、肉体的にも精神的にも悪い影響を及ぼしてしまうことが心配されます。

ビタミンは肉や魚にも含まれていますが、やはり、毎回の食事で野菜をしっかり食べ、必要なビタミンを補えることが基本と言えるでしょう。

加えて野菜には、食物繊維やミネラルなど体の調子を整えてくれる他の成分も豊富。食物繊維が足りないと、大人と同様に便秘になってしまったり、鉄分が不足して貧血を起こしてしまったりと、なにかと心配です。

子供たちが元気に成長するためには、毎回の食事で栄養素をしっかり補えるよう、環境をつくってあげることが大切ですね。

少しでも寝ていたくて朝ごはんを食べない。塾や部活動で遅くなり、ついついコンビニのおにぎりなど、簡単なものだけで済ませてしまっているなど、心当たりはありませんか?

特にお子さん一人で食べている食事には、どんなものを食べるべきか、ぜひ一度考えてみましょう。
おにぎりや菓子パン、お菓子などのお手軽な食品ばかりでは、おなかは満たされても体は満たされないのです。

限られた食事のタイミングで、成長に必要な栄養をしっかりととるためにも、野菜を食べる習慣を身につけることは、とても重要です。

おすすめポイントは朝ごはん。

朝ごはんにはあたまや体のスイッチを入れてくれるだけでなく、昼食までの空腹を防ぎ、授業への集中力をアップしてくれる重要な働きがあります。

勉強の効率アップのためにも、まずは朝ごはんの習慣化を目指していきましょう!

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私たち、野菜、いつ食べているの?

現代人が野菜を食べる量は減ってきているという事実とは裏腹に、1人が1年間にお惣菜のサラダを購入する金額は、実は増加していること、ご存知でしたか。

それなのに野菜を食べる量が減ってしまっているのはどうしてなのでしょうか?

その背景にあるのが、まさに私たちの「食生活の変化」。

例えば野菜を使った料理、サラダ以外にどんなものが思い浮かびますか?

煮物、お浸し、汁物など…。イメージしてみると、「定食」の食卓が浮かんできます。
昔から日本人が多く食べてきた、一汁三菜にも近い形です。

このような日本的スタイルの食事の機会が減るとともに、小鉢の副菜や汁物から(加熱された)野菜を食べる機会が減ってしまっているのです。一人暮らしの場合などは、野菜自体を買っても使いきれなかったり、経済的にも難しかったりしますよね。

そこで便利な存在として注目されたのが、比較的どんなところでも手に入る(食べることが出来る)「サラダ」、という訳です。

外食の際のトッピングや小鉢の一品、コンビニや充実した食品売り場のお惣菜などは、私たち現代人の強い味方。

サラダが多く購入されているのも、「野菜を多く食べたい」という気持ちの表れなのです。

私たちは忙しい生活の中でも、知らず知らずのうちに「野菜が足りないぞ!」という体からのシグナルを察知しているのかもしれません。

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【まとめ】

健康は、バランスの良い食生活から。体の声に耳を傾け、野菜もしっかり食べられる食事を心がけることが不可欠です。
その上で、青汁など、足りない栄養を調整し、野菜不足をサポートする食品やドリンク類も活用し、無理なく、上手に野菜を食べる環境を整えることができるとさらに良いですね。