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品質管理

腸活にお肌ケア!伝統のエナジードリンク♪甘酒×青汁のカラダが喜ぶ上手な活用法!

寒い時期になるとスーパーなどの店頭で目に付く「甘酒」。かつては、甘酒といえば「夏」の飲み物として重宝されていたこと、ご存じでしたか?近年、その高い栄養価と発酵によってもたらされる様々な働きが改めて注目されるようになった甘酒、実践的な活用とあわせてご紹介いたします。

麹のパワーで健康増進!発酵がもたらす甘酒がカラダに良い理由

甘酒には麹(こうじ)とお米を使ってつくる「麹甘酒(こうじあまざけ)」と、酒粕で作る「酒粕甘酒(さけかすあまざけ)」の2種類があります。

蒸したお米に麹菌を繁殖させたものが米麹(こめこうじ)、そして酒粕は、米麹に酵母菌を加えさらに発酵させて生まれます。

麹甘酒は、発酵によって麹菌がつくり出す「アミラーゼ」という酵素が、お米のデンプンをグルコースに分解し、甘味が感じられる様になります。ですから、麹甘酒は砂糖を使っていなくても、そのままで自然な甘みを持っているのです。

そして麹菌がつくり出す酵素「ペプチダーゼ」は、お米に含まれるたんぱく質を分解してアミノ酸に。動物性食品と比べて脂質も少ない、良質なたんぱく質源となります。(甘酒はヒトが体内でつくれない必須アミノ酸をすべて含んでいます)

さらに麹菌が米に繁殖する際、大量のビタミンB群(パントテン酸、ビオチン、葉酸、その他)をつくり出します。ビタミンB群にはエネルギー代謝をサポートして吸収を高める働きがあります。

甘酒は江戸時代、夏場の栄養ドリンクとして飲まれていました。
それは米のデンプンやたんぱく質が酵素によってすでに分解されているため、吸収が早いからです。さらにビタミンB群も一緒に含まれているので、より効率的にエネルギーとしてとり込まれやすい訳です!

体力が消耗した夏場に即効性のある甘酒の一杯は、体にしみわたる滋味であったことは、想像に難くありませんね。

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栄養補給・腸内環境改善!腸と健康を応援する甘酒、注目したい3つのポイント!

甘酒(特に麹甘酒)は、疲労回復のための栄養ドリンクとして重宝されてきました。
さらにここでは、麹甘酒、酒粕甘酒の注目すべきポイントを3つご紹介します!

その1.女性に嬉しい美肌効果!
米麹に含まれるコウジ酸はメラニンの生成を抑える働きがあり、色素の沈着を抑えてお肌をキレイに保ちます。さらに近年、たんぱく質と糖との結合で生じる皮膚のくすみを抑えることにも効果があることも解ってきました。

その2.優良菌を活性化!腸内フローラのバランス改善!
酒粕甘酒には食物繊維、米麹甘酒にはオリゴ糖といった腸内環境の改善をもたらす成分が豊富に含まれています。また麹菌がつくりだす成分の中にビフィズス菌などの善玉菌を増やす働きがあることもみつかり、腸内フローラのバランスを改善し、腸(おなか)の健康維持に働く、その効果に期待が高まっています。

その3.さらに注目、コレステロールを抑える、体ポカポカ、酒粕の働き!
酒粕の食物繊維は血中のコレステロールの上昇を抑え,肥満の原因となるコレステロールや中性脂肪を体外に排出する働きが知られていますが、さらに近年では酒粕を酵素(プロテアーゼ)で分解した成分の作用により血行改善の働きがあることが知られるようになりました。

このように甘酒には疲労回復の他にも様々な働きをもっているスーパードリンクと言えるのです。

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【ワンポイントアドバイス】
通常、酒粕甘酒は、つくる際に砂糖を入れて甘みを付けたしますが、そのとり過ぎが気になります。せっかくですから、砂糖の代わりに自然な甘みの米麹の甘酒をミックス、お好みの甘みを調節してみましょう!
麹の純な甘みと酒粕の味わい、砂糖を使わず体に優しい甘みが楽しめます。

青汁×甘酒で実践!効果的な栄養補給と腸内環境改善のアイデア!

甘酒は高栄養(吸収がよい)な反面、糖のとり過ぎがやはり気になります。
そこでオススメなのが青汁と甘酒のミックスドリンクです!

あわせてとることで相対的に一杯の糖質を抑えるとともに、青汁の食物繊維、甘酒に含まれるオリゴ糖や食物繊維といった、腸内の善玉菌のエサになり腸内フローラのバランスを整える「プレバイオティクス」の働きが一層期待できます!
お互いの働きを引き出しあって、栄養補給とともに腸内環境を整えて働く腸(おなか)のサポートも期待できますね!

■甘酒青汁の目安(1杯分)
・青汁1パック(3g)
・麹甘酒または酒粕甘酒6~7g
・水またはお湯100~150g

溶けやすく口当たりの良い青汁と、濃厚な甘みを持つ甘酒の組み合わせ!ポイントは青汁・甘酒をカップに入れてから、水またはお湯を加えて良く混ぜる事。麹菌のチカラに、青汁に含まれるビタミンや食物繊維がプラスされた、栄養バランスがよりパワーアップした甘酒が出来上がります。

およそ1杯の半量を青汁にする事で、少し気になる甘酒の糖質やカロリーが抑えられるのもメリット。混ぜるだけで出来るので、忙しい日の寒い時期の朝の1杯としてもオススメです!

甘酒をよりスッキリ飲みたい方は、レモンの酸味を取り入れるとGOOD! また、お好みでヨーグルトや豆乳などと組み合わせると、さらに腸が喜ぶ腸活ドリンクとしてバリエーションも楽しめますね!

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【まとめ】

優れた栄養補給の働きをもつ甘酒。様々な作用をもたらすスーパードリンクですが、一つだけ注意点があります!
それは「糖質」のとり過ぎ!
栄養の乏しかった江戸時代であればともかく、美容や健康維持のために用いるのであれば飲む量には気を付けましょう。
青汁やヨーグルトなどを上手に活用し、甘酒の特長を生かして取り入れたいですね!

【参考URL】
甘酒の主原料である“酒粕”と“米麹”の併用摂取による腸内環境改善の可能性が示されました
http://www.morinaga.co.jp/public/newsrelease/web/fix/file59d2f3ef1be71.pdf

マウス試験による甘酒の機能性評価
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan1988/102/10/102_10_781/_article/-char/ja/

酒粕のイメージを検証し、日本醸造学会で発表
http://www.gekkeikan.co.jp/company/news/201610_03.html