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青汁にはどんな栄養がある?人気の理由や効果的な飲み方

野菜不足の現代人に青汁は良いと言われていますが、青汁にどのような栄養が含まれているのか分からなければ飲み始められませんよね。また、世の中には美味しいドリンクがたくさんあるのに、青汁がなぜ人気なのかも気になるところでしょう。
そこで今回は、青汁の栄養や人気の理由、効果的な飲み方について解説します。

青汁にはどんな栄養がある?人気の理由や効果的な飲み方

青汁は飲むべき?おすすめの理由

まずは、なぜ青汁を飲むべきなのか、青汁がおすすめの理由について詳しく説明します。

青汁は飲むべき?おすすめの理由?

青汁には栄養が豊富に含まれている

青汁をおすすめする最大の理由は、青汁の栄養にあります。
成人は1日に350g以上の野菜を摂取することが望ましいといわれていますが、実際に野菜を350g以上摂取している人は少ないのではないでしょうか。ほとんどの日本人は野菜不足だと言われています。
肉やお米にももちろん栄養はありますが、野菜が不足すると便秘や肌荒れ、口内炎をはじめ、生活習慣病や貧血などのリスクもあります。
青汁には、毎日の食生活で不足しがちな野菜を効率よく補うことができるため、足りない栄養を補給することで、健やかな毎日を送れるようになるでしょう。

青汁は気軽に栄養が摂取できる

青汁は、毎日の食事に1杯プラスするだけで、簡単に栄養を補給できるという点もおすすめです。
忙しい毎日のなかで野菜を料理して1日に350g以上摂取するというのは、そう簡単ではありません。しかし、野菜の栄養を凝縮させて粉末にした青汁であれば、水やお湯に溶かして飲むだけで、ビタミンやミネラル、食物繊維などの不足しがちな栄養素を簡単に補給することができます。

野菜嫌いでも青汁は飲み続けられる

青汁というと「まずい」「苦い」などのイメージを持つ方もいるかもしれませんが、最近ではさまざまなメーカーで、栄養はそのままに飲みやすい青汁を開発しているため、美味しい青汁も増えています。
青汁は毎日飲むことでより効果を発揮します。野菜嫌いな方は飲みやすい青汁を選ぶことで、毎日飲み続けることができるでしょう。
ただし、飲みやすい青汁商品のなかには糖分が多く含まれるものもあります。糖分が多く含まれる青汁を飲み過ぎてしまうと糖質過多になる可能性もあるため、大麦若葉100%の青汁など、糖分が含まれていなくても飲みやすい青汁を選ぶと良いでしょう。

青汁の栄養で野菜不足を解消しよう!

栄養豊富な青汁を毎日の生活に取り入れることで、野菜不足の解消が期待できます。
ここでは青汁に多く含まれる栄養素について詳しく説明していきます。

青汁の栄養で野菜不足を解消しよう!

食物繊維

食物繊維は消化されずに大腸まで到達できる食品成分です。
腸内の不要物を絡め取り便意を促すだけでなく、血糖値の上昇を抑制させたりコレステロール濃度を低下させたりするはたらきがあります。
食物繊維が不足すると、腸内環境の悪化によって便秘を引き起こす可能性があります。また、腸内環境が悪化することで血行も悪くなり、体に酸素や栄養を送ることができなくなってしまうため、青汁を飲むことで適度に食物繊維を摂取することをおすすめします。

β-カロテン

青汁に含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変換され、主に皮膚や粘膜の健康維持、免疫力強化などのはたらきがあります。また、βカロテンは視力の維持にも関わっているため、欠かせない栄養といえるでしょう。
βカロテン(ビタミンA)が不足すると、角膜や皮膚の乾燥・角質化が起こるリスクがあります。また、βカロテンが不足すると暗順応障害が起こる可能性もあるため、バランスよく摂取することをおすすめします。

ビタミンB2

青汁にはビタミンB2も豊富に含まれます。ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康維持や脂質の代謝を助けるはたらきがある栄養素で、バランスよく摂取することで太りにくい体づくりの補助となります。
ビタミンB2が不足すると疲れやすくなるほか、口内炎や皮膚炎、眼精疲労を招くこともあります。また、ビタミンB2は過剰摂取したとしても尿中に排出されるため、積極的に摂取するようにしましょう。

ビタミンC

青汁に含まれるビタミンCは、コラーゲンを生成するために必要な栄養素です。また、皮膚にあるメラニン色素の生成を抑えたり、抵抗力を強めたりする働きもあります。
人間の体内にはビタミンCの生成に必要な酵素がないため、ビタミンCは食事でしか得られません。ビタミンCが不足すると、貧血や口腔トラブルを招く可能性があるため、積極的に摂取しましょう。

葉酸

青汁に含まれる葉酸は「造血のビタミン」といわれており、赤血球の生産を助けたり細胞の生産や再生を助けたりする人体の成長に欠かせない栄養素です。葉酸が不足すると貧血や動脈硬化が起こりやすくなるため、バランス良く摂取することをおすすめします。

ビタミンE

ビタミンEは体内で脂質の酸化を予防したり皮膚などの新陳代謝を高めたりする働きがあるため「若返りのビタミン」といわれています。ビタミンEが不足すると貧血や筋力の低下、神経障害などが起こる可能性があるので意識して摂取しましょう。
毎日1杯の青汁を飲むことは、ビタミンEの栄養補給にもなります。

鉄分

青汁には、鉄分を含むミネラルも豊富に含まれています。
鉄分とは、体内でヘモグロビンを作る元となる栄養素です。鉄分から作られるヘモグロビンは、私たちの身体中に酸素を運ぶ大切な役割を果たしています。体内の鉄分が不足すると、貧血に陥りやすくなるだけではなく、疲れやすさを感じたり、頭皮に十分な血液が行き届かず抜け毛が生じたりと不調をきたしてしまうため、鉄も適度に摂取することをおすすめします。

青汁の栄養効果を高める飲み方

続いては、青汁の栄養効果をより高めるためにおすすめの飲み方を紹介します。

青汁の栄養効果を高める飲み方

青汁×プロテイン

青汁とプロテインの飲み合わせは、栄養の吸収を高める飲み方としておすすめです。
私たちの体は、水分と脂質を除くと、ほとんどがタンパク質でできています。つまりタンパク質は、私たちの体の筋肉や血、骨を作るための重要な栄養素です。
しかし、タンパク質も野菜と同様に、不足しがちな人は多い傾向にあります。青汁とプロテインを同時に摂取することで、食事だけでは足りない栄養素を効率良く補えるでしょう。
また、プロテインが苦手な方は、豆乳や牛乳で代用するのもおすすめです。

青汁×飲むヨーグルト

青汁と飲むヨーグルトの飲み合わせは、便秘解消効果が期待できます。青汁の食物繊維とヨーグルトの乳酸菌で腸の働きを促進させましょう。
飲むタイミングは朝がおすすめです。栄養が体に吸収されやすくなっているだけでなく、朝は便意を催しやすいタイミングです。

青汁×白湯

青汁と白湯の飲み合わせは、美容効果が期待できます。青汁には皮膚の健康を保つ栄養が豊富に含まれていますが、青汁のもつ栄養を体に行き渡らせるには血行を促進する必要があります。
肌のターンオーバーは眠っている間に行われます。寝る前に青汁×白湯を飲むことで体が温まり、睡眠の質も向上するため、より高い美容効果が期待できるでしょう。
飲むタイミングは就寝の2~3時間前がおすすめです。

最後に

青汁には栄養が豊富に含まれています。食事に1杯の青汁をプラスすることで、毎日の生活で不足しがちな野菜の栄養補給ができるでしょう。
青汁の栄養効果をより高めたい方は、今回紹介したおすすめの飲み方をぜひ実践してみてください。

食事に1杯の青汁をプラスする
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