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青汁に含まれるビタミンは何がある?ビタミンの種類や効果について

青汁はさまざまな栄養が豊富に含まれていますが、特にビタミンは豊富です。具体的にどのようなビタミンが含まれているのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、青汁に含まれるビタミンの種類や効果について紹介します。

青汁に含まれるビタミンは何がある?ビタミンの種類や効果について

青汁に含まれるビタミンは何があるの?効果は?

青汁にはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、葉酸といった多くのビタミンが含まれています。
まずは、青汁に含まれる代表的なビタミンの種類と効果を紹介します。

青汁に含まれるビタミンは何があるの?効果は?

ビタミンA(βカロテン)

ビタミンA(βカロテン)

青汁に含まれているビタミンAとは、脂溶性ビタミンの1つです。
βカロテンはカロテノイドという色素の一種であり、体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAには、皮膚や粘膜を健康に保ったり、視力を維持したり、免疫力を強化したりといったサポート効果いった効果が期待できます。
青汁の原料の中でも、βカロテンは特にケールに多く含まれています。

ビタミンB群

ビタミンB群

青汁の中にはビタミンB群も含まれています。
ビタミンB群は、エネルギー代謝に深く関わっているビタミンのため、ダイエットや健康には欠かすことができない栄養素です。
倦怠感やストレス、肉体疲労を感じている方に効果的なのがビタミンB群のため、野菜不足を感じている方は、青汁でビタミンB群を効率よく摂取していきましょう。

葉酸

葉酸

青汁には、特に妊婦さんに必要な栄養成分である葉酸がたっぷり含まれています。
葉酸とはビタミンB群の仲間で、たんぱく質や細胞を作る時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割を担っています。また、葉酸はビタミンB12とともに血液をつくる働きがあります。
つわりでなかなか野菜が食べられないという妊婦さんも、青汁であれば、葉酸やその他のビタミンも効率よく摂ることができるのではないでしょうか。

ビタミンC

ビタミンC

青汁には多くのビタミンCが含まれています。
そんなビタミンCとは、水溶性ビタミンの1つで美容によいビタミンとして広く知られていますよね。ビタミンCは細胞と細胞を結ぶコラーゲンを作るのに必要不可欠な栄養素のため、皮膚や粘膜の健康維持に効果的です。
また、抗酸化作用があり、活性酸素から体を守ってくれることから、生活習慣病にも効果が期待されています。

ビタミンE

ビタミンE

青汁にはビタミンEも豊富に含まれており、ビタミンCよりもさらに強い抗酸化作用を持っているといわれる栄養素です。
ビタミンEが持つ強い抗酸化作用はアンチエイジングにもよいとされています。また、生活習慣病や老化に関連する疾患を予防する効果も期待できるでしょう。
青汁を飲むことで、ビタミンCとEを一緒に摂ることができます。抗酸化力がさらに高まりますね。

ビタミンK

ビタミンK

青汁にはビタミンKも含まれており、骨の健康維持や、出血したときに血液を固めて止血する因子を活性化してくれる効果が期待できます。
ただし、ワルファリンという血液をサラサラにしてくれるお薬を飲んでいる方は、青汁を摂取すると効果が薄れてしまうため注意が必要です。

青汁のビタミンは壊れないの?青汁を飲むときの注意点は?

青汁には、ビタミンCをはじめとしたビタミンが豊富に含まれています。しかし、青汁に含まれるビタミンB群やビタミンCといった水溶性ビタミンは、熱に弱い性質を持っています。
なかには冷たい青汁が苦手だということで、青汁を熱いお湯で飲んだり、味噌汁の中に入れて飲んだりされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
水溶性ビタミンが熱に弱い性質を持っている以上、青汁を飲むときは、あまり加熱をしすぎないように注意をしておいた方がよいでしょう。
お湯ではなく人肌程度に冷めた白湯で飲んだり、しばらく冷ました味噌汁に加えたりと、工夫して飲むとよいですね。
また、青汁の中にはすでに加熱処理が行われているものもあるため、青汁の中のビタミンを効率よく摂りたい方は、購入する際に注意してください。

青汁のビタミンは壊れないの?青汁を飲むときの注意点は?

熱に弱いビタミンも摂ることができる青汁のタイプは?

最近の青汁は、ビタミンCといった熱に弱いビタミンを壊さないように、加熱処理を行わずに作られているものも増えています。
熱に弱いビタミンも摂ることができる青汁のタイプとしては、ビタミン鮮度の高い状態の青汁を冷凍したもの、つまりフリーズドライタイプがおすすめです。
どちらも熱処理をしていないため、壊れやすいビタミンも効率よく摂ることができます。
対して顆粒タイプやゼリータイプ、錠剤タイプは熱が加えられていることが多いため、ビタミンが壊れてしまいます。
熱処理がされた青汁は、十分なビタミン摂取には至らない可能性があるので注意が必要です。

熱に弱いビタミンも摂ることができる青汁のタイプは?

最後に

健康に良いとされている青汁には、ビタミンが豊富に含まれています。しかし、ビタミンのなかには熱に弱いビタミンがあり、青汁の製造工程によっては、全てのビタミンを効率よく摂取することができない場合があります。
青汁を選ぶ際は、自分の好みの味を選ぶだけではなく、製法や青汁のタイプも意識して選んでみてください。

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