青汁を選ぶ際、「どのような成分が含まれているの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
青汁と一口にいっても、使用されている原料や配合されている成分は商品ごとに異なり、栄養バランスや飲みやすさにも違いがあります。
そこで今回は、青汁に含まれる代表的な成分を分かりやすく解説するとともに、成分表をチェックする際に押さえておきたいポイントを紹介します。

【目次】
青汁の成分

青汁に含まれる成分は、使用されている原材料や配合成分によって異なります。
そのため、「青汁を飲めばどれも同じ栄養がとれる」というわけではありません。
例えば、主原料が大麦若葉なのか、ケールなのか、複数の野菜をブレンドしているのかによって、含まれるビタミンやミネラル、食物繊維の量やバランスは変わります。
また、乳酸菌や酵素、甘味成分の有無などによって、健康へのアプローチや飲みやすさも違ってくるでしょう。
まずは、日本薬健が販売する青汁商品の成分表を例に挙げ、青汁にどのような栄養素が含まれているのかを紹介します。
※以下は日本薬健商品の広告がございます。
金の青汁® 純国産大麦若葉100%粉末の成分表

※パッケージや表示内容は変更になる場合があります。
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■栄養成分表示(1パック(3g)当たり) |
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エネルギー |
9.3kcal |
ビタミンK |
81㎍ |
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たんぱく質 |
0.9g |
ビオチン |
0.7㎍ |
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脂質 |
0.2g |
葉酸 |
16㎍ |
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‐飽和脂肪酸 |
0.02g |
ナイアシン |
0.1mg |
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‐トランス脂肪酸 |
0g |
パントテン酸 |
0.04mg |
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コレステロール |
0mg |
カルシウム |
12mg |
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炭水化物 |
1.5g |
マグネシウム |
5mg |
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‐糖質 |
0.2g |
カリウム |
72mg |
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‐食物繊維 |
1.3g |
リン |
12mg |
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食塩相当量 |
0.002g |
亜鉛 |
0.1mg |
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ビタミンB1 |
0.01mg |
銅 |
0.03mg |
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ビタミンB2 |
0.04mg |
鉄 |
0.3mg |
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ビタミンB6 |
0.02mg |
マンガン |
0.08mg |
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ビタミンC |
1.1mg |
クロム |
2㎍ |
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ビタミンE |
0.2mg |
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「金の青汁® 純国産大麦若葉100%粉末」は、国産の大麦若葉を100%使用したシンプルな粉末青汁です。
主原料の大麦若葉は、契約農家の手で栽培期間中に農薬を使用せず育てられ、栽培から製造まで一貫して国内で行われています。
成分表からも分かる通り、日本人が不足しがちな食物繊維を中心に、ビタミンやミネラルがバランス良く含まれているのが特徴です。
香料や着色料、甘味料などの添加物を使用していないため、素材本来の栄養をとりたい方に向いているでしょう。
金の青汁® 25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素の成分表

※パッケージや表示内容は変更になる場合があります。
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■栄養成分表示(1パック(3.5g)当たり) |
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エネルギー |
10.7kcal |
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たんぱく質 |
0.4g |
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脂質 |
0.1g |
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炭水化物 |
2.8g |
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‐糖質 |
1.3g |
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‐食物繊維 |
1.5g |
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食塩相当量 |
0.02g |
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ビタミンA |
3㎍ |
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ビタミンB1 |
0.01mg |
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ビタミンB2 |
0.02mg |
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ビタミンC |
0.28mg |
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ビタミンE |
0.05mg |
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ビタミンK |
47㎍ |
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葉酸 |
6㎍ |
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カルシウム |
9mg |
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マグネシウム |
3mg |
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カリウム |
40mg |
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鉄 |
0.8mg |
「金の青汁® 25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素」は、主原料の大麦若葉をはじめ、複数の国産野菜や乳酸菌、酵素が配合された粉末青汁です。使用されている野菜はすべて国内で生産され、品質管理にも配慮されています。
成分表からは、1パック10.7kcalの低カロリーで、食物繊維が1.5g含まれていることが分かります。
ビタミンKや鉄、カリウムなどのミネラル類も含まれており、野菜不足を補う栄養補助食品として活用しやすいでしょう。
腸まで届く乳酸菌が1パックあたり200億個配合されているため、食生活の乱れが気になる方や、腸内環境を意識したい方にもおすすめです。
沖縄産の黒糖が配合され、ほんのりとした甘みがあり、野菜が苦手な方でも続けやすい味わいとなっています。
金の青汁® おいしい純国産ケール青汁 乳酸菌×酵素の成分表

※パッケージや表示内容は変更になる場合があります。
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■栄養成分表示(1パック(3g)当たり) |
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エネルギー |
8.9kcal |
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たんぱく質 |
0.2g |
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脂質 |
0.02g |
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炭水化物 |
2.6g |
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‐糖質 |
1.3g |
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‐食物繊維 |
1.2g |
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食塩相当量 |
0.018g |
「金の青汁® おいしい純国産ケール青汁 乳酸菌×酵素」は、純国産ケールを主原料とした粉末青汁です。
ケールの栄養を活かしつつ、腸まで届く乳酸菌や、酵素としての働きを保った青パパイヤ由来酵素が配合されているのが特徴です。
ケールは大麦若葉に比べて青臭さを感じやすい原料ですが、宇治抹茶を加えることで、すっきりとした味わいに仕上げられています。
青汁初心者でも飲みやすいよう工夫されている点もおすすめのポイントです。
青汁に含まれる栄養素の働き

青汁には、日々の食事だけでは不足しがちな栄養素が含まれています。
ここでは、青汁に含まれる代表的な成分について、それぞれの働きや特徴を分かりやすく解説します。
食物繊維
青汁に含まれる代表的な栄養成分の一つが「食物繊維」です。
食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで届き、おなかの調子を整える働きがあります。
毎日のすっきりをサポートし、健康維持に役立つ栄養素の一つです。
βカロテン
青汁には、緑黄色野菜に多く含まれる「βカロテン」も豊富に含まれています。
βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康を保つ働きを担っています。
喉や鼻などの粘膜を健やかに保つことで、外部からの刺激や乾燥対策にも役立つのが特徴です。
ビタミンB2
青汁に含まれる「ビタミンB2」は、体の代謝を支える重要な栄養素です。
ビタミンB2は、糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変換する際に必要とされ、体を動かすための基礎的な働きを担っています。
また、皮膚や粘膜の健康維持にも関与しており、肌荒れや口内環境が気になる方も意識したい成分です。
ビタミンB2は水溶性ビタミンのため、体内に蓄積されにくく、余分な分は尿として排出されます。
そのため、日常的にエネルギー消費が多い方ほど、こまめな摂取を心がけることが大切です。
ビタミンB6
青汁に含まれる「ビタミンB6」は、食品から摂取したたんぱく質を分解し、エネルギーとして利用する際に欠かせない栄養素です。
筋肉や血液、皮膚などの組織を作る過程にも関与しており、健康な体づくりを支えています。
ビタミンB6は腸内細菌によって一部は体内で作られますが、肉や魚などのたんぱく質を多くとる食生活をしている場合は、必要量も増えるとされています。
食事だけで不足する場合は、青汁やサプリメントなどで補うことも有効です。
ビタミンC
青汁に含まれる「ビタミンC」は、体内でコラーゲンを生成するために必要な栄養素です。
コラーゲンは、皮膚や血管、骨などを構成する重要な成分ですが、人の体内ではビタミンCを合成することができません。
そのため、日々の食事や飲み物から意識的に摂取する必要があります。
葉酸
青汁に含まれる「葉酸」は、赤血球の形成を助ける働きがあり、造血のビタミンとも呼ばれる重要な成分です。
葉酸は、細胞の生産や再生にも深く関わっており、体を構成する基礎的な働きを支えています。
日常生活の中で不足しやすい栄養素の一つであるため、青汁やサプリメントなどを活用して効率よく補給しましょう。
ビタミンE
青汁に含まれる「ビタミンE」は、体内の脂質が酸化するのを防ぎ、細胞をダメージから守る抗酸化作用を持っています。
また、血行をサポートし、皮膚や粘膜の新陳代謝を促す働きも期待されています。
年齢とともに健康や美容を意識する方にとって、ビタミンEは積極的に摂取したい成分の一つです。
銅
青汁には、「銅」などのミネラル成分も含まれています。
銅は赤血球の形成を助ける働きを持ち、ヘモグロビンを作るために必要な鉄を、体内の適切な場所へ運ぶ役割を担っています。
さらに、銅は体内でさまざまな酵素の構成要素としても働き、骨の形成をサポートします。
鉄
青汁の成分には、「鉄分」も含まれています。
鉄分は、血液中のヘモグロビンを構成する重要な栄養素であり、体内の酸素を肺から全身へ運ぶ役割を担っています。
体内に存在する鉄分の約70%はヘモグロビンとして利用されており、不足すると疲れやすさや集中力の低下につながることがあります。
青汁を日常的にとり入れることで、食事だけでは不足しがちな鉄分を補いやすくなるでしょう。
青汁を飲まないほうがいい人は?

青汁は、野菜不足を補い、毎日の健康管理をサポートする飲み物として親しまれています。
しかし、すべての人にとって安全・適切とは限らず、体質や持病、服用している薬の種類によっては、摂取を控えたほうがよい場合もあります。
特に、以下に当てはまる方は、青汁を飲む前に注意が必要です。
- 肝機能障害のある人
- ワルファリンを服用している人
- 重度の腎機能障害がある人、または人工透析を受けている人
- 普段から下痢をしやすい人
C型肝炎などの肝機能障害を抱えている場合、青汁に含まれる鉄分に注意が必要です。
肝臓に障害があると、体内に鉄が蓄積しやすくなることがあり、過剰な鉄分が肝細胞に負担をかけてしまう可能性があります。
同様に、血液を固まりにくくする薬であるワルファリンを服用している方も注意が必要です。青汁には、血液凝固を促す作用があるビタミンKが含まれていることが多く、ワルファリンの効果を弱めてしまう場合があります。
重度の腎機能障害がある方や人工透析を受けている方は、青汁に含まれるカリウムにも注意しましょう。
腎臓の機能が低下している方がカリウムを摂取し過ぎると、体内のカリウムを十分に排出できず、高カリウム血症を引き起こすリスクがあります。
これは不整脈などの原因になることもあるため、自己判断での摂取は避けるべきでしょう。
また、青汁に含まれる食物繊維は腸の動きを活発にするため、体調によっては下痢や腹部の不快感を悪化させてしまうことがあります。
健康な方であっても、体調や生活習慣に合わせて適量を守り、飲み過ぎを防ぐことが重要です。
青汁は本当に体にいい?

前章で「青汁を飲まないほうがいい人もいる」という点に触れたことで、「結局、青汁は本当に体にいいのだろうか」と疑問に感じた方もいるかもしれません。
結論から言えば、青汁は正しくとり入れることで、健康的な生活をサポートしてくれる飲み物です。
青汁には、野菜由来の栄養素が含まれており、日々の食事だけでは不足しがちな成分を補えるというメリットがあります。
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青汁のメリット |
青汁のデメリット |
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粉末タイプの青汁であれば、水やお湯に溶かすだけでなく、牛乳やジュースに混ぜたり、ヨーグルトにかけたりと、さまざまなアレンジが可能です。
味に工夫ができるため、野菜が苦手な方でも無理なく続けやすい点が魅力です。
また、青汁は低カロリーの商品が多く、ダイエット中でも栄養補給を意識したい方に向いています。
ただし、青汁を飲んでいるからといって、野菜をまったく食べなくてよいわけではありません。
「青汁=野菜の代替」ではない点には注意しましょう。
青汁はあくまでも健康食品であり、日々の食事を補う存在です。
健康的な生活を送るためには、栄養バランスのとれた3食を基本とし、そのうえで不足しがちな栄養を補う目的で青汁をとり入れることが大切です。
青汁はどんな人におすすめ?

以下のような人には、青汁を毎日の習慣としてとり入れることをおすすめします。
- 野菜不足を感じている
- 食生活が乱れがち
- 美容や健康のために何か始めたい
- 家族の健康をサポートしたい
「できるだけ野菜を食べるようにしているものの、味が苦手で十分な量をとれない」「仕事や家事が忙しく、3食きちんと食べられない日がある」という方も少なくありません。
青汁を1日1〜2杯とり入れることで、食事だけでは不足しがちな栄養素を手軽に補うことができます。
毎日飲む青汁は成分表示をチェックして選ぼう

青汁には、野菜由来のさまざまな栄養素が含まれており、毎日の健康維持をサポートしてくれます。
ただし、青汁に含まれる成分や配合バランスは商品ごとに大きく異なるため、購入時には必ず成分表をチェックし、自分の目的や体調に合ったものを選ぶようにしましょう。
日本薬健では、記事内で紹介した商品以外にも、野菜由来の栄養素をしっかりとれるもの、腸まで届く乳酸菌、酵素を配合したものなど、さまざまなタイプの青汁を展開しています。
成分表を確認しながら、自分に合った青汁を見つけて、無理のない形で毎日の健康習慣として続けていきましょう。
